キャンプと道具集めの楽しみ

2023年12月2日

学生の頃のアウトドアは、スキーだった。スキーの板にワックスをかけたり、車のタイヤをスタッドレスに換えたりと、準備をするところから楽しんでいた。一緒に行く友だちと、どこに行こうかなどスキーの計画を立てるのにも熱が入った。

今は、オートキャンプ。きっかけは、登山でのキャンプ。登山では、自分で背負える分しか持っていけない。テント、ストーブ、シュラフなどの道具屋、水、米、缶詰、インスタントラーメン、などの食料。厳選して必要最小限にしつつ、ザックに入るだけに絞り込む。根は食いしん坊なので、できるだけ持っていこうとする。この駆け引きに時間を費やした。

登山のキャンプは、とてもよかった。ストーブでお湯を沸かして飲んだコーヒーは格別。雄大な時間の流れに身を委ね、自然との調和を楽しんだ。一度見た雲海は、今でも鮮明に覚えている。

ある時、田貫湖のキャンプ場に行った。装備の基本はやまキャンプ。ところが、周りのキャンパー達は、豪華だった。明るいランタン、大きなタープとテント、テーブルに椅子、2口ガスコンロ。いや、参りしました。とても憧れてしった。

それからの私の道具集めとオートキャンプが始まった。元々、道具に拘る質なので、次にどのキャンプ道具を買おうかと試行錯誤するのはとても自分に合っていた。

そして、私のオートャンプの道具集めが始まった。

登山キャンプ用として既に持っていた装備

3人用テント。ヨーレイカ。青色。コンパクトで、設営はたったの10分。テントマットは、1mm程度の厚さで裏が青色のアルミシート。ストーブ1個。小さなランタン。両方ともガスカートリッジを共有するためイワタニ・プリムス。小さなフライパンがついた鍋セット(登山用)。シュラフ2つ。主な装備はこんな感じ。ここから、オートキャンプへと返信していく。

登山用ではないが、最初のキャンプということでバーベキューをするために道具をホームセンターで調達した。これらは特にどこどこ製という記憶はない。今は、もう使っていない(破棄したと記憶)。

最初に買ったものは、タープ

田貫湖キャンピグ場で、「いいなぁ」と他人のサイトを眺めていて一番気になったのは、タープと椅子。特にタープは目を引いた。まずは、本屋に行き、キャンプ用品の本を購入。いろいろ調べてみた。それで、もともとは登山用品はICI石井で準備したこともあり、その流れで、IBS石井を知った。早速、お店に向かった。そこで店員さんに相談した結果、IBS石井オリジナルの、スクエア型のタープを購入。ポールやロープ、ペグなど必要なもの一式。このタープのシートは、表が銀色で、熱を反射するので、太陽の熱を防ぎ、このタープの下では厚さを感じなかった。実はこの事実は、後に一緒にオートキャンプに行ったファミリーのパパが、タープを買ってそれを使った時に判明した。結構な優れものだった。

今は、そのタープも老朽化して買い換えることになった。今度は、小川テントのヘキサ型にした。ポール2本で建てられると言うところに設営の簡単さを感じたのが、理由。でも、結果的には、スクエアのIBS石井オリジナルに劣るところはあれど、勝ることはなかった。でも、我慢して使っている。

タープに対する私の要件

1.日差しを避けたいので、UVカットと断熱性能が高いこと

2.広々とした空間を確保したいので、十分な高さを確保できること

3.ランタンや、食器乾燥用のカゴ、タオルなどを掛けたいので、柱が多いこと

これらの3つは必須。設営は簡単な方がいいが、設営時間に大した違いがないことがわかったので、優先順位はぐんと落ちる。

ランタン

登山用のランタンは、小さい。明るさは期待できないが、その分、情緒を感じる。ソロキャンプなら十分。家族キャンプとなると、少し寂しい。そこで、大きなランタン購入を決めた。登山では、ガスカートリッジ式だったので、同メーカーからの選択となった。いくつか種類があった。何が決めとなったかは、今となっては覚えていない。ただ、うっすらとした記憶からは、点灯時間の長さに拘ったはず。初めて使った時は、ちょっと誇らしいと思った。キャンプサイトが明るく照らされ、テーブルや椅子、テントなど、様々なキャンプ道具がいつもと違う趣きを見せていた。

大きなランタンと小さなランタンが一つずつ。何かが足りない。そう、トータルでの光量が足りない。雰囲気はいいけど、片付けなどの作業や、移動する時に、この明るさでは心許ない。購入後に気づいたのだが、ガスのランタンは暗い、ホワイトガソリンを使うやつは、キャンプサイトを煌々と照らしている。今更、そいつを買うのは悔しい。そこで、小さな登山用のランタンをもう一つ追加した。理由は定かではないが、明るさを追求せず、情緒を大事にすることとした。そこから出た答えが、小さなランタンで自分のサイトを照らすこと。この方が、自分に相応しいということとした。小さいランタンのメリットは、もちがいいこと。これはとても助かる。経済的。

マントル。これは面白い。実際に自分でマントルに火をつけ、それがぼうっと燃えて丸い玉の形になっていく様は、何度見ても飽きない。一度作ったマントルは、丁寧に扱うことで何年でも使える。それはいいことだけど、なかなか次のマントルに火を付ける機会がないことが、ちょっと寂しい。

テントの新調

家族が増えたので、オートキャンプらしい大きなテントを購入。なぜかヨーレイカ。黄色とグレーのツートン。両サイドに前室があり、とても使い勝手がいい。当然、設営も簡単。登山用のテントと同じような仕組み。5人用なので、中は広々。フライにはスカートもついているので、風の侵入も防げる。

久々に投稿してみる。

2023年11月2日、キャンプに行った。2021年に開業した新しいキャンプ場。ちょっと

/